デジタルビデオをDVDに(2)

金曜日, 5月 21st, 2004

 iMovie4に,授業の様子を取り込んでみた.クリップは全部で15作成された.一つのクリップは9分程度もの.全部で2時間7分くらいになっている(DVテープは2本利用している).とりあえずクリップビューアにすべてのクリップを順番通り追加してみた.そのときは,command+Aで全部選択して,それをドラッグ&ドロップするだけでOK.きれいに並んだ.
 さて,問題はここからである.この後どうしてよいのかがさっぱり分からない.やっぱりiMovieのマニュアル本を購入すべきであったか?とりあえず,「タイトル」をクリックして,ムービーの最初にタイトルをつけてみた.その後,テープの変わり目が分かるように,そこの部分にだけ「場面転換」のエフェクトをかけてみた.で,その後はどうするの?悩む.
 仕方ないのでちょっと調べてみよう.Google先生に聞いてみることにした.
 ちょうど良さそうなページを発見.Macでお手軽ビデオ編集ホームページ内のiMovieとiDVDでDVD-Video作りである.ここにいろいろ書いてあるじゃないか.早速それをもとに作業を進めよう.
 オーディオ効果を加えたり映像を編集したりすることはないので(だって授業の様子だから),そこは読み飛ばす.そして「iDVDに書き出す」というところを読む.「チャプター」をつけるとよいらしい.たしかに,2時間もあれば早送りや巻き戻しが面倒なので,10分ごとにチャプターを作成することにした.やり方は非常に簡単.
 1.タイムラインビューアに変更する
 2.iDVDのボタンを押して,「iDVDチャプタマーカー」を表示させる
 3.該当の箇所を表示させる(たとえば0時間10分の場所)
 4.チャプタの追加ボタンを押す
 5.わかりやすいように,チャプタの名前を付ける(今回は「0:10’」って感じで,時間数をチャプタ名にしてみた)
 6.3−5を繰り返す
ね,簡単でしょ?ちなみに,タイムラインビューアで該当箇所を表示させる際,ある程度まではマウスで移動させて,微調整は矢印キー(横)で行うとやりやすい.一回押せば1フレームずれる.シフトキーを押しながらだと10フレームずつずれる.上下キーは押しても動かなかった(泣
 さて,次は,これをiDVD4で編集することにしよう.意気揚々と「iDVDプロジェクト作成」ボタンをクリックしてみた.しばらく作業のため待っていたら,こんなダイアログが登場した.

プロジェクトの継続時間
プロジェクトの内容が最大継続時間を超えています。エンコーダ設定が「処理能力を優先する」に設定されている場合は DVD を作成できません。この設定は「iDVD 環境設定」で変更できます。

なんだこりゃ?とりあえずOKを押してダイアログを消す.そして言われるままに,環境設定を見てみる.エンコーダの設定を「品質を優先する」に変えてみた.これで何が変わるんだかさっぱりであるが,まあいいや.
 そのままメニューをちょっと変えて,さて焼こうとすると,またまた出てきましたこんなダイアログ.

プロジェクトの継続時間
プロジェクトの内容が最大継続時間を超えています。DVD を作成できません。

どういうことか,と思って,いろいろ調べてみると,どうやらiDVD4では,120分を超えるDVDは焼けないのではないか,ということが判明.全く意味ないやん.先ほど変えた環境設定は,どうやら「60分以下のもの」と「それ以上」を焼くときの設定の違いだったようだ.どうすればいいべや?→DVD Studio Proを使えばいいらしい.しかし5万円強の値段!
 
 ためしに,iMovie4で120分以内でビデオをまとめて,それをiDVD4持って行ったら,ふつうに焼けた(少なくともアラートはでなかった).まあしかたないので,とりあえず今日はここまでにしておく.以下,参考までにいくつかのリンク.
DVDを作ろう!
・ここに,iDVDとDVD Studio Proの機能の違いが表になって載っている
マックメムDVDメディアのFAQ
・どのようにDVDを作るのですか?っていう質問にも答えている
DVD Studio Pro
・現在はVer 3.これさえ入手できれば,と思うが,52,500円ではちょっと手が出せない.学割とかないかな?