病院の食事

月曜日, 8月 9th, 2004

めでたく本日のお昼よりご飯を食べることができるようになった.5日ぶりのまともな食事だ.現在もまだ点滴の管が腕に刺さっているけど,でもやっぱり栄養は口から採らなきゃね.
最初のイメージでは,重湯が一杯出てくるだけだと思っていたが,実際に出てきたものは下の写真のようなものであった.
SH520009.JPG
結構まともな感じ.5分粥がメインとなっているが,それでもカリフラワーと皮むきトマトの青じそドレッシングサラダ,インゲンとにんじんの煮物,そして鮭のトマト煮.まさかタンパク質が出てくるとは思わなかったぞい.そして粥にいれるための「ふりかけ」まであって,なんか「豪華」な食事であった.
5日間ほとんどなにも胃に入れていなかったこともあり,これだけを食べきるのも結構苦労した.
そうなると楽しみは夕食.夕食の写真はこんな感じ.
SH520011.JPG
抹茶のジュースみたいなものもあったが,なんとあれは,一本で200kcalもある,高栄養流動食である.豆乳がどろっとした感じの飲み物である.
そのほかには大根おろしとカニカマ(味付けなし),ジイモとにんじんの煮っ転がし(ジイモはきちんと一個と4分の3個に切られていた),卵とにんじんとチキンのふんわり煮,メロン,5分粥である.
これもやっぱり食べきれなくて,おかゆを少し残してしまった.
食後は,満腹感というのはあまりないんだけど,でもこれ以上入らない!って胃が訴える,そんな,誰に説明しても納得してくれなさそうな感覚だった.いや,ほんとなのよ.まだ食べたいんだけど,胃がそれ以上受け付けない,そんな感覚.
明日以降,点滴の管もはずれ,普通の粥になるそうだ.そして水曜日には退院見込み.
やっとこの生活からもおさらばできる.でもしばらくするとおそらく,この生活を懐かしく思うんだろうな.