尾張名古屋は城で持つ

木曜日, 6月 16th, 2005

 今年は,名古屋ではいろいろなところでいろいろなイベントが行われている.万博もそうだが,先日行った花フェスタもそうだし,笹島のポケモンパークも大人気だと聞く.その中で,行こう行こうと思いつつまだ行っていなかったイベントがある.それが名古屋城博である.とくに今回の目玉は,数十年ぶりに金シャチが城からおろされて展示されていること,そしてなんとその金シャチにさわれることである.名古屋城まで徒歩5分の距離に住んでいるのだから,一度は行かねば,と思いつつ行かないまま,今週で名古屋城博は終わってしまう.そのためあわてて行くことにした.
 午前中に行くこともあり,しかも平日なので,それほど混んではいないだろうと予想していたのだが,その予想は見事に裏切られた.観光バスが次々に押し寄せてきており,そして金シャチタッチには長蛇の列ができていた・・・それでもちなが並んだときは2-30分待ち程度であった.帰る頃それが90分になっていたのには正直引いた(さらに最終日などは最大3時間待ちだったようだ).それにしても万博と違い,並んでまで見るものはこれくらいしかない.だから仕方なくみんな並ぶのだなぁと思った.つまり,逃げ道がないってことね.そんなことを考えながら列に並んでいたのであった.
050616shachi.jpg
この先に金シャチがある.当然撮影禁止なので入り口の写真を.混んでいたので雄か雌どちらか一方しか触れなかった.
 さて,肝心の金シャチだが,さわったときの第一印象は「思ったより冷たくなかった」である.もう少しひんやりしているのかなと思ったけど,そうでもなかった.まあこれはみんながぺたぺたと触っているからかもしれないが.それから,あまり質感というか,金属感のない印象でもあった.これは冷たくないことが多少影響しているのかもしれないし,ちなが貧乏なのでそんな高級な金細工に触れたことがないのもあるだろう.あと,うろこのひとつひとつに刻印がある.これは金であることを示す刻印らしい.そう展示に書いてあった.あと,それらはすべてボルトで留められていた.なので近くで見るとボルトがはっきりと見える.これは富士山みたいだな(遠くから見るときれいだが,近くで見ると岩まるけ),と感じた.
 さわれた時間はほんの十数秒であったが,いい経験ができたと思う.次にシャチが降りてくるのは,そしてシャチと対面できるのは果たしていつのことだろう?シャチは儲かる!とかいって,毎年恒例になったりしたらやだな.

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