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白鳥の湖

今日は岐響の第67回定期演奏会である.曲目は ベートーヴェン/『フィデリオ』序曲 チャイコフスキー/バレエ『白鳥の湖』組曲より ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調『英雄』 である. さて,ベートーベンの曲はTimpしかないので,当然ちなの出番はほとんど無く,白鳥の湖しか出演しなかった.しかも担当はBDであったので,その中でも序曲,ワルツ,チャルダーシュのみの出演である.気は楽だけども,なんか物足りなさが残る,そんな感じの演奏会であった. まあ実際の演奏は「あんなものかな」といったところか.いつもの岐響らしさというか,本番に強い岐響みたいなところがないわけではなかったかな(白鳥の湖に関して言えば). ところで,今回の指揮者は井村誠貴先生.以前にも岐響に来たことがあるはず.というのも,先生が泊まっているホテルで,数人で朝まで飲んでいた記憶があるのだ.あれはハテいつのことだったろうか?そういう周辺情報はまったく欠落してしまっているのに,なぜか「ホテルで飲んだ」情報だけが残ってる.結構気持ち悪いものである. まあそんなことはさておき,一つびっくりしたことを.前日のリハのとき,白鳥の湖の序曲の最初のObがどうしても「ぺ〜〜ぺ〜〜」みたいな音になってしまっていた.そのときはあまり気にしていなかったのだが,井村先生は,「それはどういう白鳥なのか?オスなのか?メスなのか?色は?そういうことをこちらに伝えて欲しい」みたいなことをおっしゃった.そして何度かはじめの部分を繰り返し練習させていた.するとどうだろう.明らかに音色が変わっていくのが分かった.音楽人生結構長いけれども,これほど明白に「変わった」と感じたのは初めてだと思う・・・翌日の練習のど頭で,また音色が元に戻っていた(ウルトラマンが飛んできた音by井村)のはご愛敬だが. 音色が命の打楽器奏者ちなにとって,とても印象に残る出来事であった.