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巨匠逝く

諸事情からしばらくちなさいとの更新をお休みしていたが,これだけはどうしても書いておかなければ,と思い,現在キーボードをうっている.なんと,あの,アルフレッド・リード博士が9月17日(米国時間)に84歳で亡くなったという話を聞いた.昨年末のフェネルのときも結構衝撃的だったが,今回はとくに衝撃度が大きい. もちろん,吹奏楽をやっていない人間には,なんのことやらさっぱり,という話だろう.しかし,リードといえば吹奏楽,吹奏楽といえばリード(ちょっと大げさ)まで言われたこの大作曲家の逝去は,非常にインパクトが強い出来事なのである. ちなが高校で始めた吹奏楽.高1の夏のコンクールの自由曲はリードの「音楽祭のプレリュード」だった.確か担当はバスドラムだったと思うが.高2はアルヴァマー序曲だったからとばして,高3の時はこれまたリードの「第一組曲」(I, IV楽章)を演奏した.このときはティンパニだった.大学に入ってからも,アルメニアンダンス・パートIで衝撃を受け,春の猟犬で6/8に苦しみ,オセロで涙を流し,エル・カミーノ・レアルをもう一度やりたいと願い・・・と,本当に切っても切れないリード博士なのであった. 実物は,いつだったか西尾か尾西の吹奏楽団の定期演奏会を見に行ったときに,指揮を振っているのを見た.当時は感動したものだった.あれが巨匠なのだ,と. 心からご冥福をお祈り致します.