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パソコン検定!

 世の中にはパソコン検定なるものが存在している.多種多様な検定が存在しているが,その中から今回は「日商」の検定を紹介しよう.
商工会議所の検定
 ここを見れば,パソコン以外にも簿記やら珠算やらがあるが,今回はパソコンのみ取り上げることにする.
 実は,日商の日本語文書処理技能検定および,ビジネスコンピューティング検定は,昨年度をもって廃止されてしまった.その代わり,主としてビジネス文書の作成、取扱いを問う「日商PC検定試験(文書作成)」と,主として業務データの活用,取扱いを問う「日商PC検定試験(データ活用)」が創設された.
 つまり,これらの検定は,できたてほやほやの日商の検定!ということになる.
 なお,3級は試験が始まっているが,2,1級に関してはまだ始まっていない.結構難しいという声も聞こえているが,果たしてどうだろうか?
 ちなみに,PC検定では文字入力については問われなくなった.それらについては,「キータッチ2000テスト」あるいはその上級の「ビジネスキーボード認定試験」で行われる.ということは,PC検定では,文字入力を超えた先にあるものが求められるようになっていると言えるだろう.
 まあ,ネット検定ができるようになったため,いつでも受験できるようになったのはよいことだと思う.まずは受けてみる.そこから始まる恋もある?
参考書としては現時点で,以下のものが販売されているようだ.


こちらは,日商推薦(?)の公式テキスト.まだ3級しか発売されていない.

4893116371 日商PC検定試験文書作成3級公式テキスト―日本商工会議所
日本商工会議所
FOM出版 2006-03

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以下は,日商PC検定対策研究会というわけのわからない(?)団体が作成したテキスト.

4774127922 日商PC検定 文書作成3級合格教本 [CD-ROM付き]
PC検定研究会
技術評論社 2006-05-30

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文章作成,データ活用の両方について解説本を出しているのはさすが,「対策委員会」である.ちなみに,Amazonでは画像のデータがなかったため,出版社(日刊工業新聞社)のウェブにリンクして画像を引っ張ってきている.

4526056596 日商PC検定「文書作成」3級合格テクニック
日商PC検定対策研究会
日刊工業新聞社 2006-04

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4526056618 日商PC検定「データ活用」3級合格テクニック
日商PC検定対策研究会
日刊工業新聞社 2006-04

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教材

e-Learningに関するいろいろなリンク

授業で使おうと思って,いろいろとウェブを調べていると,ネタがいくつか見つかるものだ.
Study Talk

石田晴久氏をキャスターに、毎月多彩なゲストを迎え、今まで系統立てて語られることのなかったコンピュータ学習の歴史、ひいては人間の学びの歴史をひもといていきます。

・・・とあるが,サイトがそろそろ消えそうな気配.早めに全文保存しておくのをおすすめする.一応株式会社スタディボックスのサイト.
Open Source e-Learning Soft Forum by TOTSUSANGYO – ニュース
http://www.totsusangyo.com/xoops/modules/news/

このサイトはexCampusなどのe-Learningソフトや、xoopsなどのCMSソフトを筆頭に、大学や大学院などの教育の場で使われ始めたオープンソースソフトウエアについて情報交換するために、東通産業(株)が立ち上げました。

結構情報が多く集まっているような気がする.各大学のOCWサイトにもいける.
教育メディアポータルサイト 教材情報
http://www.ps.nime.ac.jp/kyouzai.htm

NIMEが作ってる教材情報のポータルサイト.いくつか参考に出来る教材があるかもしれない.
まあむしろこちらのNIME-glad(http://nime-glad.nime.ac.jp/index.php)の方が使えそうな気がするけど.
「森井教授のインターネット講座」&「ベンチャー企業論」
http://baltan.is.tokushima-u.ac.jp/~morii/asahi/index.html

徳島大の森井先生が書いてるサイト.とくにインターネット講座は平易でわかりやすい文章.学生向けの読み物として,はたまた授業の導入のネタとしても利用できる.結構ちなが普段話していることと同じことをこの先生はコメントしており,結構好きかもしれない.
tree : 東京大学 教育企画室 教育環境リデザイン プロジェクト: 大学における情報教育のゆくえ
http://tree.ep.u-tokyo.ac.jp/archives/2005/08/post_22.html

神戸大の望月くんが書いてる記事.東大の情報教育とうちの大学の情報教育の本質的な差は何なんだろうと思う.
Japan.internet.com デイリーリサーチ – 約4割が経験した「ネット上の間違い情報」、真偽を見極める目は必要か
http://japan.internet.com/research/20060425/1.html

ネット上の間違い情報に関する調査結果.これをもとに,どんな間違い情報があって,という話につなげていった.調査の信頼性はともかくとして,導入にはもってこいの記事.
ネット社会を安全に歩くために
http://educa.miki.ed.jp/moraru/index.htm

三木小が作成した,子ども向け体験型情報倫理教育サイト.大学生にはちょっと幼稚すぎるかもしれないが,それでもやらないよりはまし?
ネット被害対策室
http://www002.upp.so-net.ne.jp/dalk/higai.html

インターネットの影の部分について教える際,こちらとしてもどういう被害が実際に出ているのか,を調べておくことが必要.その際に利用したサイトのうちの一つ.
gooメールアドバンス -IMAPを使おう!-
http://mail.goo.ne.jp/goomail/advance/imap_02.html

IMAPとPOPの説明をするときに参考にしたサイト.意外とわかりやすく書かれていた.
木暮・Web教材・テーマ一覧表
http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/index.html
作者が「文系大学生を対象にした授業で用いている(いた,用いるかもしれない)内容をモジュール化したもの」らしい.こんな人もいるのだ,とか,こんな教材もあるのか,程度のことは分かる.
実態は「町のパソコン教室」以下 -これでよいのか!高校のIT教育-(日経コンピュータ)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/TOKU2/20050329/1/

まあ,こんな記事もあるよ,と.

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Movable Type

Movable Type 3.2にアップグレード

今日,ちなさいとで利用しているMovable Typeのバージョンを,一気に2.661から3.2までアップグレードしたので,その経過をご紹介する.
Six Apartのウェブサイトをまずは参考にする.
Movable Typeユーザー・マニュアル: 既存環境からのアップグレード
(http://www.sixapart.jp/movabletype/manual/mtmanual_upgrade.html)

それによると,既存の環境からのアップグレードするには以下のステップを踏むとのこと.

1.既存の環境のバックアップを行います。
2.最新版のソフトウェアをダウンロードします。
3.ダウンロードしたファイルをローカルのディレクトリで解凍し、Perlの実行環境にあわせ調整します。
4.環境設定ファイル (mt-config.cgi) の内容を実行環境にあわせ調整します。
5.FTPプログラムでインストール先に転送します。
6.システム・チェックプログラム (mt-check.cgi) で実行環境を確認します。
7.セットアッププログラムを実行します。

1.既存の環境のバックアップ
・エントリのバックアップ(エクスポートより)
・DB(MySQL)のバックアップ(xreaの管理画面よりPHPMyAdminを利用して)
・MT本体のあるディレクトリのバックアップ(xreaのファイルマネージャではなぜかコピーができず,仕方なくzipで固めておいておく.後から復帰させるとき,ファイルの所有権の変更とか面倒かもしれないけど,仕方ない.telnetが使えればcpコマンドでコピーするんだけどなぁ)
2.最新版ソフトウェアをダウンロード
Six Apartのサイト(http://www.sixapart.jp/movabletype/)から最新版(MT-3_2-ja-2.zip)をダウンロード.その際にはTypeKeyを取得しないといけない.登録そのものはすぐに終了する.
3.ダウンロードしたファイルをローカルのディレクトリで解凍し、Perlの実行環境にあわせ調整
・適当な場所にファイルを解凍するのは簡単にできた.
・Pealの実行環境はxreaはデフォルトのまま(/usr/bin/perl)なのでとくにいじる必要はない
4.環境設定ファイル (mt-config.cgi) の内容を実行環境にあわせ調整
・これが一番大変だった.
4.1 まず,mt-config.cgi-originalというファイルの名前を,mt-config.cgiに変更.
4.2 その上でmt-config.cgiを環境に合わせ変更する.ちなが変更したのは以下の点である.
4.2.1 CGIPath (28行目) に、Perlスクリプトを保管するディレクトリパスを設定
これは,実際にMT本体を導入するパスを設定する.たとえばhttp://userID.s00.xrea.com/hoge/など
今回はMovableType 3.2にアップグレードを参考に,以前利用していたのとは別のディレクトリにインストールすることにしよう.
<注>うちでは,この通りやるとうまくいかなかった.http://tinasite.net/hoge/と指定し直したらうまくいった.
4.2.2 データベース・サーバーへのアクセス情報を設定
ちなはMySQLを利用しているので,35行目以降のコメントをはずし,設定しておく.(< >内は仮の文字列です)

ObjectDriver DBI::mysql
Database 
DBUser 
DBPassword <********>
DBHost localhost

4.2.3 StaticWebPath (93行目) に、CGIPathで指定したパスにmt-staticを追加
とあるが無視.
4.2.4 TempDir (211行目) に、Movable Typeが生成するテンポラリー・ファイルの保存場所を指定
これはそのまま,コメントをはずしておく.
4.2.5 PublishCharset (272行目) に、Movable Typeが生成するHTMLファイルのキャラクターセットを指定

PublishCharset utf-8

と設定.これまでもUTF-8で運用してきたからね.問題ないですよ.
4.2.6 利用の環境にあわせ、他の項目もカスタマイズ
・117行目 SendMailPathを設定 

SendMailPath /usr/sbin/sendmail

5.FTPプログラムでインストール先に転送
なぜか転送が途中で切れたりすることも・・・
とりあえずアップロード終了後,属性の変更をする.cgiで終わるファイルの属性を700に,config.cgiを604に設定.
6.システム・チェックプログラム (mt-check.cgi) で実行環境を確認
その後セットアッププログラムを実行.なんかするするとアップデートしてしまいました.なんだか簡単だったなぁ.
これでトラックバックスパムなどが減ればいいんだけど.
・参考にしたサイト
Movable Type 3.2 導入手順
χ:XREAにMovable Type 3.2を導入
MovableType 3.2にアップグレード
とりあえず今日の作業はここまで.スパムブロックとか,テンプレートの変更はまた後日行うことにしよう.というか,来てくれた人にはまだ何がどう変わったかすら分からないと思う.MTのバージョン表示も2.661のままだし(笑