秋葉原に行ってきた

木曜日, 9月 7th, 2006

 ずっと興味はあったものの,なかなか行けなかった場所.アキバこと秋葉原(アキバと書くとなんか知り合いみたいでやだ).今回悪い後輩の薦めもあり,行ってみることにした.今回のお目当ては「メイドカフェ」である.
 以前にも秋葉原には行ったことがある.しかしそのときは,どこに何があるかよく分からないまま,適当に電気屋を見て(しかも時間もあまりなかったし)帰ってきてしまった.今回は少なくとも3時間程度はいられるだろう.意気揚々と駅のホームに降り立った.
・・・・ここで困った.はて,どの出口から出ればよいのか?電気街口,中央改札口,昭和通り口と3つも出口がある(写真参照).
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 よく分からなかったので,ずーっと歩いて昭和通り口から出ることにした.荷物が多かったので,出たところにコインロッカーでもないかな,と思ってうろうろしたが見つからない.仕方なくどこどこあるいていくと,なんと中央改札口へ来てしまった.しかしここのコインロッカーも全部使用中・・・結局,電気街口へ抜ける通路の途中にあるコインロッカーを使用した.しかも万札しか持ってなくて,近くのコンビニで両替してもらう羽目に・・・
 さて,意気揚々と歩きだす.さっそくメイド姿っぽい人がビラを配っている.もらうにはもらったのだが,恥ずかしいのであとでこっそり見ようと思い,いそいそと鞄の中にしまった.そのときちょろっと「シスター」の文字が.おぉ,「おにいちゃん」とか「おねえちゃん」とか呼ばれるあの禁断の地が・・・と興奮を抑えられずにはいられない.さっそく向かおうと思ったが,まだまだ情報収集をせねば,と思い,配っているものは何でももらおうと思った矢先のことだった.
 絵はがきを配っているお姉さんがいて,それを何の躊躇もなくうけとったところ,「せっかくなので中で絵を見ていってください.ギャラリーみたいなものなので」と言われ,店内に連れ込まれてしまったのだ.しかもなぜか名前と住所と電話番号を書かされた.まあギャラリーだからな,と思い,そそくさと2階に上がると,なんか下から別のお姉さんが来て,いろいろと説明を始めたのだ.はじめは親切でやってくれてるのかと思ったのだが,よくよく店内を見ると,みな同じように説明を受けている.そしてその説明は,どれも判で押したように同じ説明であった.
 ここに飾ってある絵は,シルクなんとかという複製品で,1作品60−150万くらいする.いわゆる悪徳商売ではなさそうなのだが,いかんせん絵には全く興味のないちなには無用の長物.しかし元来の好奇心(かつては某新興宗教施設に潜入したこともある)には勝てず,いろいろと質問をしたり,お姉さんの話を聞いたり,うちはローンは組まんのじゃなどとお話をしていた.お姉さんがかわいかったし,音楽やってたし,好みの絵が同じ(おそらくこのあたりはうさんくさいのだけど,彼女を信じよう)だったし,まあいいかと思って話をしていたのだ.
 気づけば1時間以上が経過していた.ここで勇気を振り絞り,お姉さんに「絵は買わない」と伝えることができた(何で今頃・・・).もっと早く言えば良かったなぁ.しかし失われた時間は戻ることもなく,初めてのメイドカフェツアーには早くも暗雲がたれ込めてきていたのであった.
 長くなったので次回に続く.ちなみに,ちなが時間をロスしてしまったのはここ.あえて名前は出さないけど.秋葉原マップの「絵を売ってるお店1」にも記事があったのでついでにリンクしておこう.