せっかくMacBookを購入したのだから,やはりwindowsも一緒に利用したい.そう考えていたちなは現在,BootCampではなくてParallelsを利用している.今のところとても快適に利用できており,何の問題もない.そのため一応メモとしてここにいろいろと残しておくことにする.
Parallelsとは,MacOSX上で利用できるソフトウェアエミュレータである.
Paralleles Desktop for Mac
本家(英語版)
http://www.parallels.com/
正規ローカライズ(日本語版)
http://www.proton.co.jp/products/parallels-mac/
(有志による)情報まとめサイト
http://www13.atwiki.jp/parallels/
ちなは本家英語版を購入している.7月上旬に購入したため,まだ値引きキャンペーンをやっており49.99USDで購入できた.現在は79.99USDである.試用版があるので,まずはそれをダウンロードして試してみると良いだろう.
ちなみに,購入時に出てくる「Extended Download Service(6.99USD)」は必要ないと思う.1年間の間,自由にダウンロードし放題とのことだが,そのサービスに意味があるのだろうか?おそらくはじめからシリアルが入力されているとかいうことなのだろう.
Parallelsのインストールはあっという間に終了.あとは,WindowsXPを入れるだけである.もちろんXPはProfessionalを別で購入済み.そしてXPのインストールもなんかあっという間に終わってしまった.とくに設定をいじらなくてもOKだった.すごい簡単.
インストールの参考にしたのは以下のサイトである.
【レビュー】OS X上でWindowsが快適に動く“Parallels Mac”の作り方
http://mac.ascii24.com/mac/review/software/2006/06/19/662948-001.html
これでとにかく,Mac上でXPを使えるようになったわけだ.本当はもうちょっとこまごました設定をしなくてはいけないのだろうが,使えるならそれで無問題.その後ソフトたちを続けざまにインストールする.
<Windows環境にインストールされたソフトたち>
・Microsoft Windows XP Pro
・Office 2003 Pro
・一太郎2005
・ATOK2006
・AdobeAcrobat 7 STD Edition
・トレンドマイクロウイルスバスター2006インターネットセキュリティ
・インスピレーション6
その他,GAS,GEExplorer,秀丸,winrar,NextFTPなどの通常利用するソフトをインストールしてある.
通常はフルスクリーンで利用しているが,切り替え時はcommand+Hで画面を隠すこともできる.これはとても便利.command+Tabでアプリの切り替えも可能.ただし,MacBookのUSキーボードであることから,止まってしまったときにdelキーがわからず再起動できない,日本語・英語の切り替えができない等の問題がある.このあたりはおいおい解決していく予定である.
なお,ちなが現在使用しているのはBuild 1848(2006.6.13版)である.
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Parallelsの導入
日曜日, 12月 3rd, 2006いま,JUSTSYSTEMがアツい!!
水曜日, 10月 18th, 2006最近JUSTSYSTEM社がおもしろい.
以前から興味を持っていたものだが,昨年のJSETでも発表のあった「安価テキストマイニングツール」が,いつのまにやら発売されていたのはみなさんご存じだろうか.
評価分析システム TRUSTIA
学会などの企業展示で少し触らせてもらったが,これはおもしろい.質的データ分析の新しいツールになれるかもしれない.これまではテキストマイニングツールといえば高価なものだったが,これならアカデミックプライスで36万円.(科研費がとれれば)買えてしまうじゃないか!
まあ,その科研費が取れれば,と言うのが一つの大きな問題ではあるのだが・・・まさにいま科研費の申請書が書けん・・・じゃなくて書けなくて困っているところなのだ.もうすぐ学内締め切りなのに,そういうときに限ってこうしてblogを書いている自分.現実逃避よ.
で,もう一つおもしろいこと.JUSTSYSTEMが今日から始めた以下のサイトである.
大学塾!!
なんか東洋経済と組んで,大学のランキングを付けてたり,オープンキャンパスのアンケート調査をしていたり・・・なんのためにこんなサイトを作ったのかわからないが,とりあえずおもしろそうなのでしばらく様子を見てみようと思う.
ん〜一応うちの大学は,ポジショニングマップに載っててよかった,と思うべきなんだろうな.
EudoraからMail.appへ(その2)
金曜日, 8月 25th, 2006 EudoraからMbox形式への変換はうまくいった.あとはそれをmail.appで読み込むだけだ.ところがここからが誤算だった.約7万通(10年分)のメールを読み込む時間はなんと数時間.途方もなく待たなくてはならなかった.まあこれは寝てる間に終わったからまだ良かったんだけど.
問題はこの後である.読み込んだメールはすべて「未読」となるだけでなく,迷惑メールの判定もめちゃくちゃで,いちいちチェックして迷惑メールではないことをmail.appに覚えさせなくちゃならない.これが手動でしかできなくてげんなり.もちろん,「迷惑メールフォルダ」にまとめて,一括して解除すればいいのだが,もう一つ,迷惑メールフォルダに一度振り分けられたメールは,迷惑メールではないという設定をしてもそのまま迷惑メールフォルダにとどまり続けるのだ.これはやっかいな問題だ.
仕方ないので,メールボックスひとつずつ選択し,すべて選択,未読,迷惑メールではないという作業を行った.これにまた途方もない時間がかかった.もう二度とやりたくない.
そして問題がもう一つ.フィルタ(mail.appではルールといわれている)をはじめから作り直さないといけないことだ.これまでは厳しめのフィルタを設定し,フォルダに分けてメールを管理していたが,それを一から構築するのがめんどくさい.というわけで,とりあえずなんでも受信箱に入れておくことにするが,そうすると重要なメールが埋もれてしまうし・・・
とりあえず,ルールはその都度その都度設定することにし,はじめは受信箱だけで管理してみた.ルールができあがるにつれて,受信箱に入ってくるメールは少なくなるので,重要なメールもこれで見逃すことは少なくなるだろう.
しかし,そうするとルールで振り分けられたメールを次第に見なくなってくる.どうでもいいDMなんかはいいんだけど,研究系のMLなんかもほったらかしになってしまった.うーん,なんかいい方法はないものか.
とりあえず現在は,スマートメールボックスで「今週来たメール」をまとめて表示させるようにしている.今後,そこからダイレクトメールは外す設定にするとかすれば,なんとか実用になるだろう.
EudoraからMail.appへ(その1)
木曜日, 8月 24th, 2006 MacBookにデータを移行させるとき,一番大きな問題はメールデータの移行である.ちなはこれまでEudoraをメインに使っていた.フリーソフトの時代から愛用しているメールソフトだ.途中でArenaに浮気したこともあるが,結局は戻ってきている.
しかし,OS Xになり,Apple純正のメーラが登場すると,だんだんそっちも使いたくなってくるのが人情.Eudoraもhtmlメールがうまく表示されなかったり(ブラウザから表示させれば無問題),サポートが次第にずさんになっていったり(とうとうwin版からバージョンアップするようになってしまった),いろいろ問題を抱えているからだ.
なので,研究室(iMac G5)では試験的に4月から使っていたのだが,MacBook入手を機に本格的に利用してみようと思った.ただ,Eudoraそのものも捨てがたいため,家で使っているメインマシン(Mac mini)ではEudoraを使い続けることにした.
さて,データとして何を移行させるべきか?これは難しい問題である.Eudoraのもう一つだめな点として,添付ファイルの管理がなってないということがある.つまりEudoraでは,添付ファイルはそのまま「Attachments Folder」に収納されるのだが,その際にメール本文と別になってしまうのだ.Eudora内であれば問題ないのだが,別のメーラにデータを移行させる際それが大問題となる.
しかしそれ以上に,メールの本文を移行させるのが非常に難しい.Eudoraは一つのメールボックスを一つのファイルとして管理しているが,Mail.appは一つのメールを一つのファイルとして管理しているからだ.まあそういうのは移行ツールを使えば問題ないのだけれども,ところがどっこい,Mail.appについているインポートツールではEudoraのメールデータを読み込むことができないのだ!これはとても問題である.
世の中には思いを同じにしている人がいるようで,いくつかのブログを見ると,まあ皆さん苦労しているようだ.まずEudoraからNetscapeに読み込ませ,さらにそれをインポートしてMail.appに読み込ませてみる,ということを試した人もいた.でもこれまでにためにためたメールはざっと7万通.それらが数多くのメールボックスのなかにちりばめられていることを考えると,とてもじゃないけどいちいちそんな苦労をすることはできない.どうしたものか??
そんなとき見つけたのが「Eudora2Mbox」である.これは,EudoraのメールボックスをUNIXのmbox形式に変換してくれるツールである.つまり,これで一度変換したものを,mail.appで読み込めばすべてOKというわけだ.個性的なアイコンもおもしろい.変換もそれなりに時間はかかるものの,ほかっておけばあとはMacがやってくれる.これでデータの移行はうまくいくかな.
MacBookは手が痛い
日曜日, 7月 16th, 2006MacBookの角がすこしとがっているので,長時間キーボードをうって打っていると,角が手首部分に当たって痛い.後が幾筋も皮膚についている・・・しかも熱いからかなり不快.この場合,やっぱり外部キーボードを使うべきかしら?なにかよいグッズがあれば教えてほしいものである.