Archive for the ‘parallels’ Category

parallelsで使用するHDDイメージを増量する

日曜日, 2月 25th, 2007

 Parallelsで,HDDイメージを一度作ってしまうと,それをリサイズするときはすべてデータを消してしまって,やり直さないといけないのが非常に面倒である.たとえば「Parallels Desktop の仮想ハードディスクサイズを拡張する方法」(侍ズム)などを参照してほしい.
 ちょっと古い話になるが,2chの某スレ(Parallelsで様々なOSを動かそう Part3)にこんな情報が掲載されていた.

596 :流離いのプログラマ ◆yzjl8ulNOc :2006/06/23(金) 16:54:00 ID:pOdHPJ4S0
Parallelsのバーチャルディスクを 8GBから 10GBに ImageToolを使ってリサイズした
Windows2000(ntfs)のディスク管理で観ると 2GBが
割り当てられていない領域になっていた
ttp://partitionlogic.org.uk/download.html
からパーティションツールのフロッピーイメージをダウンロードし
駄目もとで試したらパーティションの切り直しが出来た
まあ、ハードディスクイメージのバックアップをきちんと採ってから
自己責任で試してくださいませ

 ちなもさっそくそれを参考にリサイズをしてみた.
 要するにこの方法は,いわゆるパーティション管理ソフトを利用して,ハードディスクの容量を増やすという方法である.はじめにImage Toolでリサイズした領域を,Partition Logicというフリーのソフトを使い,windowsが認識できるように設定してやる,ということなのだ.だから考え方としては非常に簡単なのである.
 しかし一番苦労したのは,どうやってパーティション管理ソフトを起動させるのか,が分からなかった点である.最終的には,「フロッピーディスクから起動させる」というのが回答になる.つまり,Parallels側でブートの順番を設定してやればいいのだ.
 おかげさまで無事にフロッピーディスクから起動し,容量を増やすことができた.
注1:Partition Logicは現在以下のリンクから入手できる.
http://partitionlogic.org.uk/download/index.html
注2:Parallelsのバージョンは相変わらずBuild 1848(2006.6.13版)である.

PaSoRiをParallelsで使ってみる

土曜日, 1月 13th, 2007

 Edyをよく使うちなにとって,PaSoRiはとても重要なツールだ.ANAでマイレージを貯めるためにはなくてはならないのがEdy.EdyにチャージするのはANAのクレジットカード.Edyで支払いをすれば,マイルがより多くたまり,その分無料航空券に近づけるのだ.
 

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 ところがこのPaSoRi,なんとmacに対応していない.仕方なくwinのノートパソコン(貸与されたもの)で細々と利用していた.今日もさっそくEdyをチャージ!と思ったのだが・・・


SANY0906.JPG

起動直後の貸与PCの画面

 なんと起動しない.これはまずい.やばい.OSの再インストールか?そうするとまためんどくさい作業が待っている.時間もない.PaSoRiの設定(というよりもEdyカードの設定)をもう一度やらなくてはならないのがげんなり.
 どうせ同じくらい時間がかかるのであれば,環境を移行してしまおうと考えた.そこで,以前からやろうやろうと思ってやってこなかった,macでのPaSoRi利用に挑戦してみる.mac上でFeliCaを読むだけなら,のむろぐのynomuraさんがそういうソフトを作成しているが,書き込むことは出来ないのだという.そういうことでParallelsの出番と相成ったわけである.
 まず,FeliCa(しかし書きにくいというか覚えにくい名前だ.Cが大文字だし.)リーダ/ライタソフトをインストールする.CDからインストールしても良いのだが,ここは最新版をゲットしておきたいところだ.
最新版はこちら
しかし実は,Edy Viewerをインストールすれば上記のインストールは必要ない.
ここからダウンロードする
 さくっとインストールし,PaSoRiをつなげてみる.Mac側でParallelsのUSBを手動で認識させてやると,無事にWin上でも認識される.そのままEdy Viewerを起動させると,一発でつながった.それどころか,すでにEdyカードの登録が終わっているので,なんの苦労もなしにEdyにチャージができてしまった.
 こんな簡単なら,もっと早くからやっておけば良かった・・・
 ちなみにParallelsのバージョンは,相変わらずBuild 1848(2006.6.13版)である.

Parallelsの導入

日曜日, 12月 3rd, 2006

せっかくMacBookを購入したのだから,やはりwindowsも一緒に利用したい.そう考えていたちなは現在,BootCampではなくてParallelsを利用している.今のところとても快適に利用できており,何の問題もない.そのため一応メモとしてここにいろいろと残しておくことにする.
Parallelsとは,MacOSX上で利用できるソフトウェアエミュレータである.
Paralleles Desktop for Mac
本家(英語版)
http://www.parallels.com/
正規ローカライズ(日本語版)
http://www.proton.co.jp/products/parallels-mac/
(有志による)情報まとめサイト
http://www13.atwiki.jp/parallels/
 ちなは本家英語版を購入している.7月上旬に購入したため,まだ値引きキャンペーンをやっており49.99USDで購入できた.現在は79.99USDである.試用版があるので,まずはそれをダウンロードして試してみると良いだろう.
 ちなみに,購入時に出てくる「Extended Download Service(6.99USD)」は必要ないと思う.1年間の間,自由にダウンロードし放題とのことだが,そのサービスに意味があるのだろうか?おそらくはじめからシリアルが入力されているとかいうことなのだろう.
 Parallelsのインストールはあっという間に終了.あとは,WindowsXPを入れるだけである.もちろんXPはProfessionalを別で購入済み.そしてXPのインストールもなんかあっという間に終わってしまった.とくに設定をいじらなくてもOKだった.すごい簡単.
インストールの参考にしたのは以下のサイトである.
【レビュー】OS X上でWindowsが快適に動く“Parallels Mac”の作り方
http://mac.ascii24.com/mac/review/software/2006/06/19/662948-001.html
 これでとにかく,Mac上でXPを使えるようになったわけだ.本当はもうちょっとこまごました設定をしなくてはいけないのだろうが,使えるならそれで無問題.その後ソフトたちを続けざまにインストールする.
<Windows環境にインストールされたソフトたち>
・Microsoft Windows XP Pro
・Office 2003 Pro
・一太郎2005
・ATOK2006
・AdobeAcrobat 7 STD Edition
・トレンドマイクロウイルスバスター2006インターネットセキュリティ
・インスピレーション6
 その他,GAS,GEExplorer,秀丸,winrar,NextFTPなどの通常利用するソフトをインストールしてある.
 通常はフルスクリーンで利用しているが,切り替え時はcommand+Hで画面を隠すこともできる.これはとても便利.command+Tabでアプリの切り替えも可能.ただし,MacBookのUSキーボードであることから,止まってしまったときにdelキーがわからず再起動できない,日本語・英語の切り替えができない等の問題がある.このあたりはおいおい解決していく予定である.
 なお,ちなが現在使用しているのはBuild 1848(2006.6.13版)である.