Movable TypeのPHP化

火曜日, 2月 24th, 2004

 いろいろなサイトをまわっていると,URLが○○.htmlではなくて○○.phpとなっているサイトを見かけることがある.これは,MTをPHP化したものであるとのこと.MTをPHP化する方法は至って簡単である.
 Movable TypeのPHP化(Zakimi::Blog)を参考に,ちなさいとのMTのPHP化を行ってみよう.
 基本的な考え方は,MTで生成されるhtmlファイルの拡張子を.htmlから.phpに変更するというものである.
 まず,mt.cgiにアクセスして,「テンプレートの編集」へ.ここで,Main Indexの出力ファイル名を「index.html」から「index.php」に変更する.
 続いて,Master Archive Indexの出力ファイルも同様に「archives.php」に変更し,再構築する.
 続いて,個別ページの変更を行う.今度は「BLOGの設定」→「ウェブログの設定」に行き,「アーカイブの設定」の「アーカイブ・ファイルの拡張子」を「html」から「php」に変更する.そして保存・再構築を行う.
 最後に,FTPでいらなくなったindex.htmlファイルを削除.これでPHP化は終了である.あっけないほど簡単に終わってしまった.
 
 ところで,いまいちPHPについてはよくわかっていないちなであるが,そもそもPHP化させるとどんなメリットがあるのだろう?(もちろんメリットがあるからPHP化するんだろうとは思うが).
 Movable Typeで今すぐできるウェブログ入門(greenplastic.net)Archive内のファイルの拡張子を.phpにする。(Hasta Pronto.com)などを参考にまとめてみると・・・
 ・PHPスクリプト(拡張子を.phpにする必要がある)が利用できる(PHPで書かれたカウンタやアクセス解析が利用可能)
 ・includeタグが利用可能になり,別のファイルを埋め込むことができる(ヘッダやフッタを別ファイルにして各ファイルに埋め込んでおけば,変更の時楽だしディスク容量も有効に利用できる)
 ・動作が軽くなる(実際になんかシャキッとしたような気もする.とくに再構築時)
 
 なるほどね.そういう意味では,最初にPHP化をしておいて正解なわけだ.後からだと過去ログがhtmlで残っているため,それらをどう取り扱うか考えなくてはならない.
 ふぅ,これで大きな仕事が一つ終わった感じである.今までの作業をまとめてみよう.
・独自ドメインを取得し,サーバ領域を確保
・Movable TypeをUTF-8に変換してインストール
・Movable TypeのPHP化
そして残された課題は・・・?
・投稿者をニックネームで表示させる
・アーカイブ・ファイルの保存方法→月・年によってディレクトリで管理
・MTのカテゴリーに日本語を使用する
・Amazonアソシエイト、Google AdSenseについて
・旧サーバよりデータ移行
・リンクをクリックしたときに基本的に新しいウインドウを開くようにする設定
・エントリー編集の際,BとかIとかのボタンがあるけど,それの拡張(しかしmacでは利用不可.残念)
・デザインの選定
・分割再構築の方法(負荷減少のための)
・pukiwikiの設置