この日,「なごすい水無月の宴」を見に行った.そういえばなごすいの練習に顔を出さなくなり,演奏会にしか行けなくなってしまってからしばらく経つ.昔あれほど一緒に騒いだ仲間たちも気づけばみな卒業し,唯一打楽器のメンバーの上の方だけかろうじて分かる.まあこれが学生吹奏楽団を卒業したものの定め.
などとどうでもいいことを思いつつ,やはりここは名大祭.本来ならばアルコールを入れてから見るのであるが,この日は車で来ていたので泣く泣くお茶で我慢している自分に気づく.何人かの懐かしい顔に出会い,ほっとする.やっぱりこいつらが必要だな.
さて,豊講ではHっちーとHずの3人で並んで鑑賞.打楽器3人組.演奏を聴きながらもぐだぐだとくだを巻いているあたりがやっかいなOBたちである.
演奏だが,一番良かったと思ったのは,最初にやったN. ヘスの「スティーヴンスンのロケット号」かな.あ,意外とまとまってるな,と感じた.もちろんダイナミクスが足りないなど言い出したらきりがないんだけど,そこは豊講なので大目に見ておこう.あとは花のワルツのClのソロ.さすが,という感じ.
しかし打楽器奏者としては,毎回かもしれないけど,どうしても,打楽器のリズムとかノリとか,そんなことばかりに目が(耳が)行ってしまう.いや,もちろん悪くはないんだけど,それだけに欲が出てきてしまい,もう少し精密に,しかも理論的にリズムの重要性が主張できていればなぁと残念に思った.
演奏以外のところでは,某カップルの結婚話が聞けたり,yopsukeの最後の舞台だったり,OBバンドの参加確認をしていたり,なんかいつものなごすいだなー,という感覚がよみがえってきた.みな確実に歳を重ねているわけではあるけど.それだけにいつまでも一緒にいたいと思える仲間たちである.なのでyopsukeにはトラックバックをしておくことにしよう.
しかしこの後,岐響の練習(指揮者が来る日だったので休むことは無理)があったため打ち上げなどには行くことが出来ず,しかたなくHっちーを岐阜まで拉致しておいた.練習終わるまでつきあわせて悪かったよ〜