質的研究若手の会というのがあって,ちなはそれに参加しているのだが,そこで何か一発,翻訳でもやろうか,という話になった.しかしどんな本を翻訳するんだろう?たとえば最近3rd editionがでたばかりのDenzinか?
Handbook of Qualitative Research Norman K. Denzin Yvonna S. Lincoln by G-Tools |
意外といいかもしれないと思ったのは,Bogdanが書いたQualitative Research for Education: An Introduction to Theory and Methodsである.こちらはもう4th ed.である.ただ320ページもあるのでちょっと難しいかもしれない.
Qualitative Research for Education: An Introduction to Theory and Methods Robert C. Bogdan Sari Knopp Biklen by G-Tools |
難しいと言えば,山口大の関口先生が「上級者向け」として紹介しているこの本も捨てがたい.425ページもあるのでかなり手強そうだ.エスノグラフィーの基礎を学ぶにはいいかもしれないが,読者のレビューを見ているとそうでもないようなことが書かれていた.
Ethnography and Qualitative Design in Educational Research Margaret D. Lecompte Judith Preissle Renata Tesch by G-Tools |
さて,本気になって読めそうな本を探してみる.次に紹介するのはページ数270,それほど難しくないような,値段もそれほど高くないような本である.この程度なら何とかならないかな?ただ1997年Revised版発行なので少し古いかもしれない.
Qualitative Research and Case Study Applications in Education (Jossey Bass Education Series) Sharan B. Merriam by G-Tools |
となると,ページ数256のこの本が最有力候補となるか?2002年10月にハードカバー,2003年6月にペーパーバックで出版されており,なかなかいいかもしれない.
Qualitative Research in Education: Interaction and Practice (Introducing Qualitative Methods, 137) Peter Freebody by G-Tools |
まあ入門者的には,175ページしかないこちらでもいいかもしれない.2004年に2nd ed.になったばかりだし.
Qualitative Research Design: An Interative Approach (Applied Social Research Methods Series) Joseph A. Maxwell by G-Tools |
ああ,どれにしようか・・・
何かお薦めの本が有れば教えて頂きたいものである.