Archive for the ‘本’ Category

qualitative research

水曜日, 7月 6th, 2005

質的研究若手の会というのがあって,ちなはそれに参加しているのだが,そこで何か一発,翻訳でもやろうか,という話になった.しかしどんな本を翻訳するんだろう?たとえば最近3rd editionがでたばかりのDenzinか?

0761927573 Handbook of Qualitative Research
Norman K. Denzin Yvonna S. Lincoln


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意外といいかもしれないと思ったのは,Bogdanが書いたQualitative Research for Education: An Introduction to Theory and Methodsである.こちらはもう4th ed.である.ただ320ページもあるのでちょっと難しいかもしれない.

0205375561 Qualitative Research for Education: An Introduction to Theory and Methods
Robert C. Bogdan Sari Knopp Biklen


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難しいと言えば,山口大の関口先生が「上級者向け」として紹介しているこの本も捨てがたい.425ページもあるのでかなり手強そうだ.エスノグラフィーの基礎を学ぶにはいいかもしれないが,読者のレビューを見ているとそうでもないようなことが書かれていた.

0124405754 Ethnography and Qualitative Design in Educational Research
Margaret D. Lecompte Judith Preissle Renata Tesch


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さて,本気になって読めそうな本を探してみる.次に紹介するのはページ数270,それほど難しくないような,値段もそれほど高くないような本である.この程度なら何とかならないかな?ただ1997年Revised版発行なので少し古いかもしれない.

0787910090 Qualitative Research and Case Study Applications in Education (Jossey Bass Education Series)
Sharan B. Merriam


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となると,ページ数256のこの本が最有力候補となるか?2002年10月にハードカバー,2003年6月にペーパーバックで出版されており,なかなかいいかもしれない.

0761961410 Qualitative Research in Education: Interaction and Practice (Introducing Qualitative Methods, 137)
Peter Freebody


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まあ入門者的には,175ページしかないこちらでもいいかもしれない.2004年に2nd ed.になったばかりだし.

0761926089 Qualitative Research Design: An Interative Approach (Applied Social Research Methods Series)
Joseph A. Maxwell


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ああ,どれにしようか・・・
何かお薦めの本が有れば教えて頂きたいものである.

英語の本と日本語の本

金曜日, 4月 22nd, 2005

いま,今度カナダで行われるe-learn2005にむけてのsubmission proposalを書いているのだが,海外で行われる学会に投稿するのは実は初めて.これまで書いてきたようなものを英語にすればいいんだけれども,もともと英語だったのを日本語訳した本を参考に書いていたりすると,それを引用するときに「ハテ?」となることが多い.
たとえばこの本.

法学教育改革とプロフェッション
アメリカ法曹協会 日本弁護士連合会 日弁連= 宮沢 節生
三省堂 2003-03-24

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この本は,すでに英語で出版されたものを日本語に翻訳したものである.ちなみにもと本はこれ.

Legal Education and Professional Development: An Educational Continuum
Amer Bar Assn 1992-06-01

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日本語で引用するときは,べつにもと本の英語を書いておく必要はない.しかし英語で引用するときは話は別である.なので,「もと本」が急遽必要になってくるのである.こういうことって良くあることだと思うんだけど,ほかの方はどうやっているんだろう?

ロイヤリングスキル

火曜日, 2月 22nd, 2005

今回は,ロイヤリング関係の書籍をご紹介.

Essential Lawyering Skills: Interviewing, Counseling, Negotiation, and Persuasive Fact Analysis (Coursebook)
Stefan H. Krieger Richard K., Jr. Neumann


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Lawyering: Practice and Planning (American Casebook Series)
Roger S. Haydock Peter B. Knapp Ann Juergens David F. Herr


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A Handbook of Dispute Resolution: Adr in Action
Karl J. Mackie


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Lawyers As Counselors

月曜日, 2月 7th, 2005

法律相談における依頼者中心アプローチについての文献.この「カウンセラーとしての法律家」モデルは現在広く使われているモデルであると聞く.そのBinderらの本が2004年に2nd ed.となったようだ.せっかくなので紹介しておこう.

Lawyers As Counselors: A Client-Centered Approach (American Casebook Series)
David A. Binder Paul Bergman Susan C. Price Paul R. Tremblay


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「おろかもの」の正義論

水曜日, 12月 8th, 2004

この日、1冊の本が発売された。

「おろかもの」の正義論
小林 和之


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各所での評価はかなり良くて、学生でも何人かが購入していたようだ。この週の売上ではちくま新書では第1位だったらしい。
ちなもはやく読まなければと思っている。