(このエントリは,「WordPressで一からblogサイトを作る(その1),(その2),(その3)」の続きです.今回はまとめ編です.)
さて,最終回はアクセス解析についてである.誰がどこからどの程度どのページにアクセスしているのかを把握したいという心理は,ブロガーとして当然のことだろう.
いろいろ検討した結果,今回はw3analyzer(修正版)を使用することにした.ダウンロードや設置の方法についてはサイトを参考にすればそれほど難しくはない.
ただ今回苦労したのは,どうやってビーコンを埋め込むか,という点である.はじめはPHPで取ろうと苦労していたが,うまくいかず,結局以下のようにjavascriptとImageを使ったものにした.
<script language="javascript"> <!-- document.write('<img src="w3a/writelog.php?ref='+document.referrer+'" width="1" height="1">'); // --> </script> <noscript> <img src="w3a/writelog.php?ref" width="1" height="1"> </noscript>
このスクリプトをheader.phpの<body>直下に記述した.さらに,”w3a/writelog.php”の部分は,相対記述ではうまく行かなかったので,やむを得ずhttp://〜から記述した.紆余曲折があったが,これでなんとかうまくいった.
ただ,w3aの不満なところは,ページごとのランキングを見る手段がないという点である.そのため,これに関しては別のものを用意することにした.
アクセス解析をするにはいろいろなプラグインはあるのだが,[WP]wordpressアクセス解析プラグインメモを参考に,まあ,カウンタ機能はいらないだろうと判断し,その将来性・安定性からWordPress.com Statsを導入することにした.詳しいインストールの方法などは,[WordPress]アクセス解析WordPress.com Statsを使ってみたを参照にされたい.とりあえずここでは,解凍して出てきたファイルの中の「stats.php」だけをアップロードすることに注意しておきたい.APIはすでに取得しているため,プラグインを有効にするのは比較的スムーズに終わった.
あと,ブログのタイトルの表示方法を変更(参考:WordPress テーマ”inove”でwp_title(タイトル)の変更)
header.phpにある
<title><?php bloginfo('name'); ?> <?php if ( is_single() ) { ?> » ブログアーカイブ <?php } ?> <?php wp_title(); ?></title>
これを,以下のように変更した.
<title><?php wp_title('|', true, 'right'); ?><?php bloginfo('name'); ?></title>
ちなみにこの変更をしても,w3aの表示する「タイトル」は元のママであった.なんでだろう?→ログをすべて消してデータを取り直したら,と思ったけどだめだったorz
さらに細かい修正.このテーマは投稿時間が表示されないので,それを表示させる.index.phpとsingle.php,archives.phpにあるタグに,時間を表示させる記述を <?php the_time(‘Y年n月j日 G:i‘) ?> こんな感じで追加しておいた.
まあ,これでとりあえず「ハコ」は完成した,と言って良い.丸2日かけた仕事,本当に大変だった.これで満足して書くことが無くなってしまうのが怖いけど(笑