Archive for the ‘WordPress’ Category

WordPressでGoogle AdSense

木曜日, 11月 26th, 2009

長いことこのブログには,Google AdSenseやAmazonアフェリエイトなどの広告を貼っていなかった.以前は貼っていたのだが,WordPressに変えた折,テーマをいじるのがいろいろ面倒になってそのまま放置していたのだ.

しかしそれではさすがにまずかろう(何が?)ということで,Google AdSenseを貼り付けることにしたのだが,まずコードを取得するためにGoogleにログインするときのメールアドレスがわからない・・・

実は2008年のうちに,Googleアカウントと統合されていたのであった.もちろんここ数年ログインすらしたことがないので,そんな手続きは一切していない.必死に過去のメールを検索して,どのメールアドレスにメールが送られているのかをチェックして,パスワードは覚えていないのでリセットして,やっとログイン→名寄せができた.

コードは一から作り直し.へー,今はいろいろな広告があるんだなぁ・・・なんせ昔Adsenseが始まった頃のものしか知らないから,いろいろ驚いている.ああ,普段別のウェブで見てるこれ(四角いimageの広告)は,Googleのアドセンスだったのか,と改めて思うことも.

コンテンツ向けAdSenseは比較的簡単にカスタマイズして,サイドバーに貼り付けることができた(ウィジェットのテキストを使用して,そこにコードをコピーアンドペースト).

今回新しく「AdSense検索」なるものが登場していたので,せっかくだからそいつも利用してみることにした.こいつにはかなり苦労したのだが,とりあえずまとめると以下のようになる.

  1. Adsenseで設定(blog内で表示させるため,表示幅を590pxに設定した.そのとき広告が出る場所を「上下」にしないとだめ.また3で使う検索結果を表示するページのURLをここで決める)
  2. 検索用のコードをウィジェットのテキストにコピー(検索ボックスの中にロゴを表示させるデザインは,このテーマではうまく表示されなかった)
  3. 検索結果を表示するページを作成する.「ページ」で固定ページを作り,パーマリンクを1で設定したページのURLと同じにする.検索結果表示用のコードを貼り付ける.
  4. このままだとページのナビゲーションバーに「検索結果」のページのリンクが表示されてしまう.そのため,header.php(テーマによって異なる)にある以下のコードに,このページを表示しないよう赤字部分を追加する.なお,222は架空のページIDである.IDはダッシュボードで検索結果のページを表示させているときのURLから推測可能.
<?php wp_list_pages('title_li=&depth=1&exclude=222'); ?>

大まかに言えばこんなところだろうか.
ちなみに今回は,以下のサイトを参考にした.

WordPressのサイト内検索に検索向けAdSenseを使う
WordPressの検索を検索向けAdSenseにしてみた
WordPressに検索向けAdSenseを組み込む
WordPressでのサイト内検索用に検索向けAdsenseを設置する

ちなみに,AdSense用のプラグインも試してみたのだが,うまくいかなくて外してしまった.

WordPressで一からblogサイトを作る(その4・完)

水曜日, 11月 25th, 2009

(このエントリは,「WordPressで一からblogサイトを作る(その1),(その2),(その3)」の続きです.今回はまとめ編です.)

さて,最終回はアクセス解析についてである.誰がどこからどの程度どのページにアクセスしているのかを把握したいという心理は,ブロガーとして当然のことだろう.

いろいろ検討した結果,今回はw3analyzer(修正版)を使用することにした.ダウンロードや設置の方法についてはサイトを参考にすればそれほど難しくはない.

ただ今回苦労したのは,どうやってビーコンを埋め込むか,という点である.はじめはPHPで取ろうと苦労していたが,うまくいかず,結局以下のようにjavascriptとImageを使ったものにした.

<script language="javascript">
<!--
document.write('<img src="w3a/writelog.php?ref='+document.referrer+'" width="1" height="1">');
// -->
</script>
<noscript>
<img src="w3a/writelog.php?ref" width="1" height="1">
</noscript>

このスクリプトをheader.phpの<body>直下に記述した.さらに,”w3a/writelog.php”の部分は,相対記述ではうまく行かなかったので,やむを得ずhttp://〜から記述した.紆余曲折があったが,これでなんとかうまくいった.

ただ,w3aの不満なところは,ページごとのランキングを見る手段がないという点である.そのため,これに関しては別のものを用意することにした.

アクセス解析をするにはいろいろなプラグインはあるのだが,[WP]wordpressアクセス解析プラグインメモを参考に,まあ,カウンタ機能はいらないだろうと判断し,その将来性・安定性からWordPress.com Statsを導入することにした.詳しいインストールの方法などは,[WordPress]アクセス解析WordPress.com Statsを使ってみたを参照にされたい.とりあえずここでは,解凍して出てきたファイルの中の「stats.php」だけをアップロードすることに注意しておきたい.APIはすでに取得しているため,プラグインを有効にするのは比較的スムーズに終わった.

あと,ブログのタイトルの表示方法を変更(参考:WordPress テーマ”inove”でwp_title(タイトル)の変更
header.phpにある

<title><?php bloginfo('name'); ?> <?php if ( is_single() ) { ?> &raquo; ブログアーカイブ <?php } ?> <?php wp_title(); ?></title>

これを,以下のように変更した.

<title><?php wp_title('|', true, 'right'); ?><?php bloginfo('name'); ?></title>

ちなみにこの変更をしても,w3aの表示する「タイトル」は元のママであった.なんでだろう?→ログをすべて消してデータを取り直したら,と思ったけどだめだったorz

さらに細かい修正.このテーマは投稿時間が表示されないので,それを表示させる.index.phpとsingle.php,archives.phpにあるタグに,時間を表示させる記述を <?php the_time(‘Y年n月j日 G:i‘) ?> こんな感じで追加しておいた.

まあ,これでとりあえず「ハコ」は完成した,と言って良い.丸2日かけた仕事,本当に大変だった.これで満足して書くことが無くなってしまうのが怖いけど(笑

WordPressで一からblogサイトを作る(その3)

火曜日, 11月 24th, 2009

(このエントリは,「WordPressで一からblogサイトを作る(その1),(その2)」の続きです.今回はまとめ編です.)

  1. サイト名とサイト概要を設定

実は,これが結構苦労した.サイト名は結局オーソドックスなものになってしまった.サイト概要は,ちょっと工夫してみたものの,何を言ってるんだ今更?的なキャッチコピーになってしまった.

  1. リンク(ブログロール)のリストを削除

FacebookやらTwitterやら公式サイトへのリンクやらを追加.カテゴリもデフォルトの「ブログロール」ではなく,「リンク」に変更しておいた.それにしても「ブログロール」ってどういう意味なんだろう?

  1. ping送信先を追加

これはとくに何も設定していない.

  1. デザインに合わせて1ページ内の記事数設定

あまり数が多くても見栄えが悪いだろうから,デフォルトの10件から5件に減らしておいた.

  1. メディア設定でアップロードした画像の大きさを調整
  2. アップロードするファイルの保存フォルダを追加

これらはデフォルトのままである.

  1. moreリンクの「html#more-***」を外す

デフォルトでは,moreリンク(続きを読む)をクリックすると,URLの末尾に「#more-123」などのものがくっついてしまう.普段はとくに問題がないのかもしれないが,ブックマークしてもらうときなどに,URLが分散してしまうというデメリットがある.そのため,「続きを読む」をクリックしたときにいちいち#more~が付かないように設定する.WP2.7では/wp-includes/post-template.phpを開いて221 行目辺りにある,以下の記述を探す.

$output .= ' <a href="'. get_permalink() . "#more-$id\" class=\"more-link\">
$more_link_text</a>";

WP2.8の場合なら、226行目に以下のような記述がある.

$output .= apply_filters( 'the_content_more_link', '<a href="' . get_permalink() . "#more-$id\" class=\"more-link\">
$more_link_text</a>", $more_link_text );

この中に出てくる「#more-$id」の部分を削除すればよい

ただ,このあたりは,自動アップデートの時などにおそらく上書きされてしまうと思うので,その都度修正が必要かもしれない.

  1. ログアウトして表示をチェック
  2. 問題なければファイルのバックアップを取る

面倒なのでファイルのバックアップはとくに取っていない.サーバが死んだらそれはそのときだ.また作り直せばよい.そのためにこのページを作ったんだ.

このあと,紹介ページを作ったり,お問い合わせフォームを作ったりした.次第にサイトの形が見えて来だした.

以下,その4(最終回)に続く!

WordPressで一からblogサイトを作る(その2)

月曜日, 11月 23rd, 2009

(このエントリは,「WordPressで一からblogサイトを作る(その1)」の続きです.今回はプラグイン編です.)

  1. 使用プラグインをアップロード→有効化
  2. 各プラグイン設定

まず,今回使ったプラグインは,以下の通り.

  1. コメントスパム対策(Akismet※初期導入済。APIキー取得)
  2. マルチバイトパッチ(WP Multibyte Patch※初期導入済)
  3. パンくず(Breadcrumb NavXT)
  4. タグ管理(Simple Tags)
  5. 問い合わせフォーム(Contact Form 7)

aとbについてははじめからインストールされていることもあり,導入するのにそれほど苦労はしなかった.APIキーの取得が多少面倒かもしれない.

c. パンくず

自分が今どこにいるかを示すプラグイン.インストール後プラグインを有効にする.その後,ここに掲載されている下記のコードを,header.phpの最後の部分にコピーすればよい.

<?php
if(function_exists('bcn_display'))
{
// Display the breadcrumb
echo '<div class="kuzu">';
bcn_display();
echo '</div>';
}
?>

あとはダッシュボードの設定画面から,色々設定すればOK.この段階ではまだ見栄えはあまりよいとは言えないが,とりあえずこれで行ってみよう.余裕があればcssをいじればいいもんね.

d. Simple Tags

これはいまいち何をするものかよく分かっていなかったのだが,付与されたタグをもとに関連する記事を表示させたり,タグクラウドを表示させたりするものらしい.ついでに言えば,投稿時のタグの付与が楽ちんになるようだ.基本的には,テーマのファイルを編集して,タグリストやタグクラウドを表示させたい箇所に該当するコードを書き込めばよい.しかしよく考えると,これまでタグなど付けたこと無かったのだが・・・まあものは試し.一度やってみることにしよう.
WordPress2.8.4-Simple Tags1.6.6の使い方ビギナー向けが参考になるが,さらに細かいことに関しては,WordPressでタグ管理ならこれ!高機能タグ強化プラグイン『Simple Tags』が参考になる.

導入当初,safariでは投稿時のclick tagがなぜか使えなかった.また,タグクラウドもうまく表示できなかったのだが,いくつか記事を投稿して時間が経って見てみたらなぜかすべて解決されていた.また,「関連する記事」は,テーマを編集して各記事のページでのみ表示させるようにした.

e. 問い合わせフォーム(Contact Form 7

 メールアドレスをでかでかと表示するのもアレなので,問い合わせフォームを作ることにした.結構簡単に導入できて,非常に満足.まあこんなフォームを使って意見を送ってくる人がいるとは思えないが・・・

その他
 ページネーションを実現するプラグイン(WP-pagenavi)を入れてみるが,なぜか全く表示されない.いろいろ表示させられないかと試していたのだが,結局表示されない理由が全く不明なので,結局使わないことにした.

 まあそもそもの目的は,「次へ,前へのリンクを付けたい」と言うことだったので,WordPressで次の投稿と前の投稿を表示するタグを参考に,とりあえずsingle.phpのみに設定しておいた.しばらくはこれでなんとかなるだろう.

 後のプラグインは,暇を見て,または必要性を感じたときに、その都度インストールすることにしよう.

以下,その3(仕上げ編)に続く

WordPressで一からblogサイトを作る(その1)

日曜日, 11月 22nd, 2009

これまでずっと悩んできたが,ついに,自分の公式blogを作ることにした.やはり研究者たる者,自分から,自分の責任の下で,情報を発信しなければならないと感じたためである.こちらのサイトの更新頻度は低くなると思うが(もともと低いという話はおいといてw),まあ,こちらでは緩い話や趣味的・技術的な話を中心に発信していければと思う.元々自分の「覚え書き」のような側面もあったし・・・

さて,公式サイトだが,これは完全に1からの作成である.今回は,以前のエントリで紹介した,WordPressでWebサイトを構築するまでの手順リスト(かちびとnet)を参考に組み立ててみたい.

  1. DB作成
  2. WP最新版をダウンロード
  3. wp-config.phpをDBに合わせて変更
  4. 接頭語も変える(wp_ → example_)
  5. FTPソフトでサーバーにインストール
  6. ログインして管理者権限のユーザーを作成
  7. 作成したユーザー名で再ログイン
  8. adminユーザーを削除

ここまでは順調に作業を進めた.

  1. ダッシュボードの不要なコンテンツを非表示に

列数を2,左列に現在の状況,リファラーを,右列に最近のコメントと最近の下書きを表示,あとは非表示にした.

  1. パーマリンクの設定(%category%、%post_id%、%postname%等)

これはかなり迷ったのだが,postnameは日本語がそのまま表示されてしまうこともあり,日時と記事番号を使用することにした.(/%year%/%monthnum%/%day%/%post_id%/)
ついでに,wordpressがインストールしてあるディレクトリではなく,ルートディレクトリから記事が閲覧できるように設定.設定方法は「一般設定」の中に「別のディレクトリにホームページを設定」というリンクがあり,その指示に従った.

  1. ブログが閲覧可能かプライバシー設定を確認

これはよく分からなかったのでパス

  1. 記事カテゴリの作成とスラッグ名設定

使いそうなカテゴリは色々思いつくけれども,その都度設定すればいいと感じ「雑記」のみ設定.未分類カテゴリーのスラッグは「unclassified」としておいた.

  1. 使用テーマをアップロードし、変更

使用テーマは,これもかなり悩んだ.mono-labのPiano Blackは,シックでクール,とても落ち着いた雰囲気.もう一方のLibrio 日本語版もいい感じ.とても読みやすい.結局どちらにすればよいか決められず,相方の意見を聞くと,Librioがいいというので,そっちにした.

  1. robot.txtの作成

これはパス.本当なら設定した方が良いのかもしれないが.

以下,その2(プラグイン編)に続く