今年の6月15日より、<ギキョウ>にお世話になっている。ギキョウというのは、岐阜県交響楽団のことで、略して<岐響>である。
6月29日、羽島市文化センターにて定期演奏会があった。定演自体はもう64回目なのだそうだ。で、そこでちなは、チャイコフスキーのスラブ行進曲の、銅鑼だけやることになった。(指揮者は新通英洋先生。)
たった5発しか出番がないのだが・・・
そもそも羽島市文化センターは、非常に音が響く。だからなのか?銅鑼、もっと出して、と本番当日に指揮者から言われた。しかも、早く音が鳴って、かつ全体を支えるような、音で。しかし岐響の銅鑼はこれ以上ならすとぺらぺらな音にしかならない・・・
このときほど、銅鑼が難しいと思ったことはなかったし、本番前にあんなに(といってもそれほどでもないが)練習したのは、いつかのファミリーコンサートの時のシンバル(アルルの女)以来だ。
本番は・・・チーン
本番後、チェロのIさんに「響いてきてすごいよかったよ」と言われた。しかし実は、一発目をたたいたときに、うわっちゃー、やっちゃったーと思ったのだ。
音が小さい!
指揮者はこっち見向きもしないし。
仕方ないので、次第にcrescしてしまいました・・・だから響いているように聞こえたのではないだろうか。
いやぁ、銅鑼って本当に難しい。トライアングルの次に難しいこと認定。でも、たぶん、良い銅鑼を使えば、それほどでもなかったのかな。
というよりも、銅鑼って一撃でオケを消し去ってしまう威力を持っている。そしてあまりに大きな音は、時として下品。もしかしたら下品な音が必要だったのかもしれない。でもちなにはそれができなかった。
実は、ステージに立つのは久しぶりである。最後はいつかなぁ・・・おそらく、2001年に名古屋で惑星のティンパニをやったあと、岐響のファミリーコンサートにトラとして数回乗ったくらいかな。だから全然自分の中に感覚が戻っていなかったのも原因であろうと思う。
次回定演はサントリーホール。池辺晋一郎の委嘱曲「夢の跡へ」でやっぱり銅鑼が出てくる。しかも「rub with superball (small)」。はてさて、どうなることやら・・・
ツインファミコン修理
さて,いざ修理をしようと思い,そのために必要なものは何か,を考えてみた.
ディスクシステムの修理の際に,一番必要なのは,やっぱりディスクを動かすベルトである.
とある情報では、ベルトがまだ任天堂の通販で売っているとのことであったが,該当ページはすでに「修理、書き換えは9月まで」というページに変わっていた.
そこで,実際に任天堂に電話をして,ベルトが購入可能かどうか尋ねてみることにした.
任天堂株式会社 ディスクカード係
[本社] 〒601-8501 京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1 TEL (075)662-9611
[名古屋営業所] 〒451-0041 名古屋市西区幅下2丁目18番9号 TEL(052)571-2506
おや.うちのちかくにも営業所があるじゃないか.ということで,早速名古屋営業所に電話をかけてみた.
某サイト(どこか忘れたが)で読んだように,最初はつっけんどんな感じの中年の男の人.なんかやな感じだなー,とか,事務的だなーとか思いながらも,ベルトをまとめて3,4本欲しいのだが,と聞いてみた.すると彼は,「なるべく多くの人に分けたいので,あまり多くはおわけできない」という趣旨のことを言う.もちろん,ちなもそれほどベルトが欲しいと思っていたわけではないから,2本程度で,と言うことになった.
ベルトは一本210円(税込み).送料は80円なので,210×2+80=500円を切手で送ってくれれば,折り返しパーツを送る,とのことだった.しかし営業所がそれほど遠いところにあるわけではないので,自分で取りに行くことにした.というか,店頭販売も行っていると言うことらしい.ただし,平日の9時から5時までなので,仕事を休んでいかなければならないのが難点か.
男性 「何を修理されるの」
ちな 「ツインファミコンなんだけど」
男性 「うちはディスクシステムしかやってないもんでね.ご自分で修理されるの?」
ちな 「まあ,5,6年前にシャープに直してもらったのだけど、まただめになったから.今度は自分でやってみるか,誰かに頼むかしますよ.」
男性 「ソフトはもってみえるの?」
ちな 「4本くらいかな.」
男性 「今年9月で書き換えサービスは終了だからね.」
ちな 「そのことを今日知って,あわてて電話したんです.それで,本社だけでもいいので書き換えサービスの継続はできないのですか?」
男性 「全社一斉に,なので難しいかなぁ・・・それから,発売からもう17年も経ってるからねぇ.」
男性 「そうそう,そのころのゲームはすごくシンプルでおもしろいものが多く,最近は人気があるんですよ.」
ちな 「だったら,そういうゲームを集めて一つのソフトを作るのはどうだろう?おもしろいですよね.」
男性 「うーん,今後の参考にはしますよ.」
こんな感じで,4分11秒の会話を終えた.なんか,任天堂って,いいよね.そんな感じ.
ちなみに,電話は結局しなかったが,シャープも近いところにある.
シャープエンジニアリング株式会社
・中部支店 454-8721 愛知県名古屋市中川区山王3丁目5番5号 052-332-2628
任天堂もシャープもも江川線沿いだ.
それで結局,ベルトを購入し,自分で修理してしまった.だって,ヤフオクだと完動品めちゃめちゃ高いし,ソフトも異様に高いし・・・
とりあえず現在,うちのツインファミコンは元気に動いている.謎の村雨城をめちゃめちゃ久しぶりにやった.すぐに死んだけど.
<参考URL>
・ディスクシステム修理法
ちゃんと修理に出そう!という趣旨のページ.
以下は,写真付きでディスクシステムの修理方法を紹介しているページ.かならず複数のページの情報を参考にして作業をすること.
・ディスクシステム・ツインファミコン 復旧計画
・★こちらはツイン・ファミコン&ディスク・ドライブのゴム交換修理!!★
・ファミコンディスクシステムの修理に関する資料
その他,googleで調べれば,かなりたくさんの情報が入手できる.
ツインファミコン談義
先日(といっても6月末頃だが),ファミコンに関する話を同僚とした.そういえば今年でファミコン生誕20周年.最近になってそういったCMも見るようになってきた.
ところでうちには,ディスク部分が壊れたツインファミコンがある.ツインファミコンというのは,ファミコンとディスクシステムが一つになったゲーム機で,シャープから発売されている.なんとかツインファミコンを修理できないか,と考えて,調べてみた.
・値打ち物?(SEGA Driver 27)
ツインファミコンを修理してもらうまでの汗と涙の物語.
ほう,じゃあちなも早速修理してもらおうと思った.それで,ふと任天堂のサイトを見てみた.
修理は今年9月末まで。
あらら・・・
これは大変だ!というのが第一印象だった.なぜか.20周年なのに!ということももちろんある.しかしそれ以上に,15年の長きにわたり継続されてきたサポートが終わってしまう,ということ.初代ファミコンに対する,なんというか,畏怖心のようなものがなくなってしまうように感じたから.どんな商品でもきちんとユーザサポートを行う.これが任天堂の良さだったのに!(某会社と比べてみて下さい)
しかたない.自分で修理しよう.そう考えて,いろいろ調べ始めた.そのとき参考にしたサイトは・・・
・ディスクシステムピラミッド!の掲示板
掲載されている写真がすごい.また、ディスクシステム部の修理方法が掲載されている.
・ディスクシステムのベルト切れによるベルト交換(ど素人でもできる!ジャンク修理講座)
このサイトは、まとめがしっかりしている。
というわけで,なんとか自分で修理してみることになるのだが・・・続きは次回に.
ついに大幅リニューアル
みなさん,お久しぶりです.ちなさいと,ついに大幅リニューアルです.最近はやっている,Weblogの形式を取り入れてみました.
思えば,2000年4月にはじめて「ちな言」を書きました.あのころはウェブサイト制作とは何か,などをじっくり考えてやってたことを思い出しました.
現在,インターネットを取り巻く状況はかなり変わってきています.Weblog(略してblogと言うらしい)ひとつ取り上げてみても,そのことがよく分かります.
まあ,ゆっくりやっていこうと思っていますので,どうぞよろしくお願いします.
ヤ○ザなんてきらいだ!
みなさん、あけましておめでとうございます。といいつつ、もう2月ですが・・・今年もよろしくお願いいたします。ぜんぜん更新してませんけど、がんばります!
ところで、今年の正月、名古屋は大雪でした。で、その道路の雪も溶けかけてきた1月4日朝、事件は起こりました。
用事を終えて自動車で帰宅途中、朝ごはんでも買おうと思ってコンビニによりました。おにぎりを買い、レジに行って財布を開けると、なんと、1000円札が1枚しか入っていません。あいかわらず正月から貧乏くさいなーと思いながらも、あとからおかねをおろせばいいや、と思って、そのまま最後の1000円札を使ってしまいました。
で、そこからの帰宅途中。谷口の交差点をまがったあたりでしょうか。後ろの車が抜きたそうにあおってきているのに気づきました。・・そのうちパッシングしてきました。仕方ないので、隣のレーンにうつりました。
ところが、その車も一緒に隣のレーンに来るじゃないですか!ハァ?と思っていると、ぎゅ−んと抜いたあと、ちなの車の前でハザードをつけていきなりとまりました。
なんだ?
ちなもとりあえず車をとめました。だって、その車は、2車線をふさぐような形で斜めにとまっていたのですから。とりあえず車を端に寄せます。その車もちなの車の前に止まりました。
案の定、アロハシャツでブラウンのサングラスをした若い兄ちゃんが降りてきました。びくぅ!どうみてもチンピラだし。下手をするとヤ○ザだなー。
うわーいやだなー
その兄ちゃんは、ちなの車のところに来て言いました。
ちな 「あの・・・なんでしょう?」
兄 「おい、おめー、俺の車に石とばしたやろ(じろ)。」
ちな 「は?」
兄 「さっき交差点で曲がるときに、俺の車に石が飛んできたんじゃ!!」
ちな びくぅ・・・
ひどいいいがかりだな、そんなばかなことがあるかい!と思いながらも、口ではそんなことはいえず、黙って車を降りました。兄ちゃんの車を見せてもらうと、たしかに助手席側のフロントガラスの下のほうに、鳥の糞みたいなのがついてました。
「これが傷なのか〜?」と思って、そーと手を伸ばしたところ、
「汚い手でさわるな!!」
すみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみません・・・・
しばらくして、兄ちゃんが口を開きました。
兄 「このフロントよ、オールスモークで(←違法やんけ)やるなら全部変えないかんのだわ。うーん、とりあえず8万もらえる?」
ちな 「は、はちまんーーーー!?」
面食らってしまって、とりあえずそんな大金はすぐにはだせんぞ、と思いながらも、ちょこっとだけ冷静だったちなは、「保険屋に連絡しますから、待ってください。」と言いました。
すると兄ちゃんはこういいました。「なぁ、俺すぐ事務所いかないかんで急いどるんだわ。そんな暇ないから、あるだけおいてけ。」
おいおい、この先どうなってしまうんだ?とか思いながらごねてると、兄ちゃんはちょこっと条件を緩和してきました。
兄 「まあ、これくらいの傷なら2万程度だろう。俺が半分持つから、おまえはその半分よこせ。」
なんだか、新岐阜駅前でカツアゲしてる高校生みたいな感じになってきましたが・・・。で、ちなは、兄ちゃんに言ってやりました。
ちな 「すみません。お金を持っていません。」
兄 「ハァ??」
(しばし沈黙)
兄 「てめーは、車に乗るときに金を持っていないというのか?本当やろうなぁ。車の中まで徹底的に探したるぞ、ゴルァ!」
ちな 「すみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみません・・・・」
実はこのとき、ちなは鞄の中に10万円いれていました。これがばれるとちょっとまずいので、ひやひやしていました。どうしよう・・・絶体絶命のピンチだ!
しかし、まあ、幸運の女神っているものですね。さきほどコンビニによって最後の1000円札を利用したときに、ちなは財布をポケットに入れておいたのでした。その財布は、まだポケットに入ったまま。よし、これでいこう。
ちなはおもむろに財布を取り出すと、兄ちゃんに見せました。財布の中には、500円の図書券がさみしく折れ曲がって入っています。あとはレシート類。
しばらくの沈黙の後、兄ちゃんがいいました。
兄 「オマエ、ほんとに持ってないんだな。(しみじみ)まあいいわ。」
こうして、兄ちゃんは何もとらず(とれずに)に走り去っていきました。ちなは、自分の幸運に感謝するとともに、これからも、財布にお金はなるべく入れないようにしよう、と誓ったのでした。
ていうか、なんで車のナンバーを控えておかなかったんだろう?