カテゴリー
コンピュータ

デジタルビデオをDVDに(1)

 デジタルビデオで撮影したものを,DVDで見られるようにしたい.そういう要望があった.というか,ちなの家にはデジタルビデオ(DV)を見る設備がないので,なんとかDVDで(あるいはムービーファイルにして)映像を見ようと思っているところである.
 対象となるのは,某大学の某授業.時間にして2時間から3時間という長丁場の授業.これをDVを使って撮影しているのだが,なんとか持ち運べるくらいのものにしておきたいという気持ちがあり,この作業を始めようと思ったわけである.
 とりあえず用意したものは,以下のもの.
・Power Mac G4 Dual 1.25 Ghz(メモリ1.25GB,HDD160GB)
・iLife(iMovie4を利用するため)
・DVケーブル(4-6ピン)
・Panasonic DIGICAM NV-GS120K-S
 PanasonicのDVカメラはかなりいいね.まあ今はそれはおいといて,とりあえずそれらをつないで,なんかよくわかんないけどiMovieを立ち上げて,「読み込み」ボタンを押してみた.すると,するーっと読み込みが始まった.いやー,楽でいいね.
 ちなみに,iMovieで映像を取り込むときは,約9分で分割されて読み込まれる.apple曰く,

クリップの取り込みを行うとファイルは 1.9 GB(約 9 分)ごとに分割される

とのこと.詳しくはここのTILを参照のこと.

カテゴリー
コンピュータ

Winny騒動に思うこと

 先日、winnyを開発した東大の助手が、著作権法違反(幇助)の疑いで逮捕された。このせいで2chを中心に大規模な祭りが開催され、各所でさまざまな動きが出ている。今日もNHKで、ファイル共有ソフトについて解説する番組(あすを読む、という10分位の番組)をやっていたし。かなり影響力の大きな事件なんだなと思った。
 しかし、世間というのは思っているほどまとも(?)なのか、あまりつっこんだ議論というのはあまり行われていない。もちろん法律的にはいろいろ議論があるんだろうけど。たとえばNHKのファイル共有ソフトに関するつっこみかたも、うーん、なんか浅いな、というものだった。
 この問題の本質はどこにあるんだろう?この問いに答えられる人はいるだろうか?かなり難しい問いになるが、ちなもがんばって考えてみようと思う。
 モノが情報化するってことは、情報化社会の大きな特徴だろう。たとえばクレジットカード。これは、お金が「情報」に変わったものである。なのでクレジットカードを使っても、お金を使ったような気分にはなかなかならない(多重債務者が陥る罠だね)。さらにクレジットカードを使った新しいビジネススタイルが生まれているが、それもお金が「情報」に変わったからこそ可能になったことだろう。
 コンピュータやインターネット(ICT)が高度に発達した現在、音楽やソフトウェアなどはまさに「情報」として私達の生活の中に入り込んでいる。Appleが始めたMusic Storeなんてのはまさにその典型だろう。すべてが情報でやり取りされる世界。そんな世界に私達は住んでいることをまず前提として考えておこう。
 こういった世界で、いわゆるP2P技術というのはとても重要な基盤となる。しかしそれと同時に、これまでの基盤との衝突(コンフリクト)が起こる可能性もある。この考え方は、ちなの指導教官がよく話していることで、それを単純に応用してみただけなので、正しいかどうかなんて分からない。まあ簡単に言えば、これまでの基盤で考えられていたもの(たとえば音楽CDの流通)は、新しい基盤ではほとんど意味をなさない。つまり、ネット上に音楽があっては、既存のレコード屋はもうからないということだ。
 これをどうにかするには、新しい基盤の上で成り立つビジネスモデルを考えるか、新しい基盤を全面的に排除してしまうしかない。しかし新しい基盤を排除するのはすでに不可能だろうし、すべきでもないだろう。
 ではどうすればいいのか。ここはやはり、新しいビジネスモデルを提唱するしかない。そもそも、ネットのせいで音楽CDが売れなくなった、なんてことがまことしやかに言われている訳だが、そんなこと言ったらレンタルCDはどうなるのか?つまり、現在の音楽業界の不況は、まともな曲の減少と共に、そもそも従来の売り方ではすでに厳しいのではないか、という信号の現れであろう。ちなだって、本当にほしいCDなら買うし。
 ふう、だいぶ話がずれてしまった。とにかく、これまでいろいろなものを支えてきた基盤が大きく変わっている現在、それを見据えた上で今後どうすべきかを考える必要があるのではないか、ということを主張したい。そして、そうした新しい基盤を考える時には、従来のものが大きく影響を受け、コンフリクトを起こすことも有り得ることを考慮し、それを包括的に止揚できるモデルを提唱しなくてはいけないのだろう。そのとき、winnyのようなP2P技術は、その一翼を担うのではないだろうか?
 いやー、なんだか無駄に長くなってしまった(しかも話がずれずれで、論理性のかけらもないや)。めんどうだからこのまま、えいやと投稿してしまうことにしよう。(あとから見直してこっそり変えるかも)

カテゴリー
zaurus

Zaurusの外付けキーボード,Pocketop

 先日注文していた,Pocketopの外付けキーボードがついに到着した.外装はこんな感じである.
SANY0002.JPG
 早速箱を開けて,中身を確認する.ここで必要になるのは,キーボード本体と電池.あとほかに,CD-ROMやなんかわけのわからない物体が入っているけれども,これらはZaurusでPocketopを使う際には不要なものであるから,さっさと押入にしまっておこう.さて,とりだした電池をキーボードの左上にある電池入れの中に入れたところで,キーボード側の準備は整う.まれに,キーボードに電池のふたがついていないことがあるらしいので,気をつけた方が良さそうだ.
 さて,ここまできたら次はドライバをZaurusにインストールしなくてはならない.これが終われば,はれて外付けキーボードを利用できるようになる.このためには,以前,zaurusとキーボードと赤外線で述べたように,IRKをインストールすればよい.
 ところで今回ちなは,非常に使いやすいと考えられるIRKを発見したので報告する.それは,uchi’s LinuxZaurus SitesPocketopにあった.もともとIRKは日本語版でなくても十分使えるのだが,「確定」する作業が「cmd+enter」なので非常に面倒であった.そこでazuさんが,enterのみで日本語の確定が可能なドライバを紹介したのだが,これが非常に高い評価を持って受け入れられている.
 ちなもさっそくこのIRKをダウンロードして,自分のZaurusにインストールしてみた.インストールの方法は,SDカードにipkファイル(ファイル名はirk-zaurus_0.10.0_armJ.ipk)をダウンロードし,ZaurusにSDカードを指し,「設定」→「ソフトウェアの追加/削除」.
 これだけでドライバのインストールは終了.すると、ザウルスの左下のキーボードの種類を選択する所にpocketopのもの(表示はカンガルーみたいな絵とIRKの文字)が1箇所追加されているので,これをいじれば良さそうだ.settingなんて書いてあるからそれが設定をいじるボタンだな,と勝手に解釈したが,これをいじればよさそう.とりあえず,キーボートタイプは「Pocketop」,選択機種は、「SL-C7X0」を選択した.
 最後に,「IRK On」をクリックしておく.これで使えるようになった.ためしに,以下のように置いて文字入力をしてみた.
 SANY0004.JPG
 おお,すばらしいではないか.ちなみに,日本語と英語の切り替えは,

cmd+N

を利用する.最低限これだけ覚えておけば問題ないだろう.ただBackspaceをおそうと思ってMemoキーを押してしまったりするなど,まだ間違いが多い.最終的には,キーバインドの変更で対応したいが,まだまだ先は長そうである.

カテゴリー
音楽

なごすいの休日

 先週の日曜日(16日),「なごすいの休日」なる演奏会が行われた.これは何かというと,名古屋大学吹奏楽団を卒業したメンバーが集まって行う演奏会である.いわゆるOBバンドの演奏会である.
 なごすいの休日(略してなご休)が初めて行われたのは,いまから5年ほど前の1999年月9月5日(日)である.この日付は当然覚えていたものではなく,当時のメールを見たら書いてあったもの.当時ちなは,演奏会の運営に関わっており,パンフを作ったりしていた.今,当時のメールを見返してみて,ちょっと懐かしさがこみ上げてきた.すでに5年も前の話.まだ就職してるやつも少なくて,みんな若くて・・・
 そんななご休の第2回目の演奏会である.今回の言い出しっぺは第8期.ちなはどちらかというとそれほど関わっていない.トラックの運転をしたくらいかな.だからそれほど感慨深い演奏会にはならないだろうと思っていた.
 しかし,そもそも吹奏楽が好きなくせに,吹奏楽の演奏会に乗るのは3年半ぶり.前回は2000年11月の第5回定期演奏会でのOBステージだから,やっぱりうれしかったんでしょうな.あと,あのメンバーだったからっていうのも大きい.本当に音楽が好きで,それでなごすいが好きで,そんな優しい感じがすごくでているから,演奏していても安心できる.こんなメンバーでの演奏はもう二度と無いんだろうな,と思った.それから,実は初共演なんていうメンバーもいて(よく麻雀は打ってたはずなのに),それはそれでなんか新鮮だった.
 ちなはオケでかなりの本番を経験していると自負している.月に1度は本番があるわけで,そう考えるとすごいでしょ.でも,それらの本番はいくら経験しても,なんか「こなした」っていう感覚しかない.仕方のないことかもしれないけど.だから今回のなご休もそうなると思っていた.でも実際に演奏会を終えて,いろんな人に話を聞いて,片づけをしているうちに,なんかこみ上げてきた.すごい充実感と,終わった後の喪失感があった.久しぶりに「やってよかった」と思える演奏会だった.本番前も柄にもなく緊張してたし.
 ちなみに演奏した曲は,第一部が「交響組曲もののけ姫」.久石譲が自分でアレンジした「交響組曲もののけ姫」をさらに吹奏楽版にアレンジしたもの.森田一浩編:交響組曲「もののけ姫」3章とは違うもので,ちゃんとアシタカとサンまで入ってるすぐれもの.編曲者名は忘れてしまったけど,楽譜がすべてドイツ語というかなり強力な譜面である.これを映像・ナレーションとともに演奏した.このもののけ姫の評判はかなりよかったみたいだ.自分でも演奏してて,リハのあのダメダメさはいったい何だったんだ?と思うくらい,気合いの入った演奏だった.
 で,第2部はブリティッシュメロディとかいうテーマで,オリエント急行(スパーク),詩的間奏曲(バーンズ),イギリス民謡組曲(ウィリアムズ),クラウンインペリアル,でアンコールはフローラルダンス.2部はあまり出番もなかったので(クラウンインペリアルは降り番),そそくさと客席に移動して,ブラボー屋をやっていた.
 またいつか,みんなと一緒に演奏できたらいいなと思う.その日まで,自分の腕は落とさないようにしておこう.

カテゴリー
plone

構造化テキストって?

 Ploneを使うときに,これは便利だなと感じたのが,いろいろな文書をアップするとき,プレーンテキストかHTML文書か構造化テキストか選ぶことができる点である.
 はじめからDreamweaverとかでがしがし書いて,あとでタグごとコピーして,HTML文書としてアップすることもできる.ちょっとした文書ならちょろっと書いてからプレーンテキストでアップすればよい.
 それに加え,かんたんな書き方でタグの代わりにできてしまうのが構造化テキストと言われる仕組みである.同様の仕組みはpukiwikiでも見られたので,個人的にはとっつきやすかった.しかしそのヘルプがどこにもなかったので,ちょっと苦労した.
 とはいえ,少し検索すれば,該当サイトがいくらでも出てくる.今回参考にしたのは以下のサイトである.
構造化テキストの書き方(Python Zope友の会)
 まあ,たいしたテキストを書きたかったわけではない.強調と色を変えるにはどうしたらいいのかな?と思って調べただけである.
 ちなみに,色を変えるときはふつうにタグを記述する.

<font color="red">赤い文字</font>

また強調するときはこんな感じ.

(空白)**文字列**(空白)